人との出会いって奇跡ですね。
例え、一期一会であっても、奇跡。
だから、出会いに感謝なのです。
10代後半の夏休み、旅先のアメリカでホームステイをしました。
1週間くらい滞在させてもらったホストファミリーの家には可愛い3人の子供たちがいて、日本からお土産に持って行った折り紙を毎日、折って教えました。
長男、長女、次男の子供たち、まだ小学生で愛らしくて可愛かった。
あれから数十年の年月が流れ、時々思い出すことはあっても連絡先は分からずじまい。
ある日、Facebookのメッセンジャーに未読のメッセージが入っていました。
お友達でないと未読スレッドに入ってしまっていて、メッセージが入っていることに気が付かず、受信してからしばらくしてそのメッセージを開けて読みました。
すると、そのメッセージはこう書いてあったのです。
「昔、我が家にホームステイしてくれた日本人を探しています。それが、もしあなただったらとても嬉しいです。」
他にもいろいろな情報が書いてあって、まさしく私が会いたいと思っていたホストファミリーからのメッセージだったのです。
喜んで返事をしたところ、向こうも驚いていて、数十年ぶりに再び繋がれた喜びでいっぱいになりました。
お国柄なのか、ホストファミリーの性格なのか。。。
愛が物凄く深くて、大きくて、ファミリーから愛のメッセージが嵐のように届いて驚いてしまいました。
元気でいるかな?
どうしているかな?
それくらいは思っていたけれど、当時小学生だった長男から送られてきたメッセージには胸がキュンとしてしまいました。
「僕が12歳の時、はじめてホストファミリーになって、一緒に過ごした時間は短かったけれどあなたは僕たちの家族になっていました。あなたが去った日は、今でも忘れられません。大事な家族がいなくなる悲しみは本当に辛くて、僕はしばらく泣いて過ごしたんですよ。
あなたが僕たちに教えてくれた折り紙の鶴。
今でも忘れていません。
どれだけ折り鶴をつくったことでしょう。
今では子供たちに、折り鶴を教えています。
あなたと再び繋がることが出来て、どれだけ嬉しいか!
ほら写真をみて!ちゃんと折れているでしょ!
また我が家に来てください。家族全員でいつもあなたの話をずっとしていたのですよ。」

愛のエネルギーって字にのりますね。
長男からのメッセージの後には、長女からも愛がいっぱいのメッセージが届いて、
私は物凄く幸せだな~って思えました。
遠く離れていても、
長い間会わなくても、
ずっと、ずっと愛してくれている人が
この世界にいると思うと、ハートがほっこりしてきちゃう。
いつか再びホストファミリーを訪れてみたいと思うけれど、
相当、英会話の特訓していかないとついていかれないかも。(笑)
子供たちは成長し、今ではそれぞれ家庭を持ち、3~4人の子供たちの父、母となっている。
SNSがなければ再び繋がれなかったなぁと思ったり、折り鶴の話には感動した私です。