自己肯定感が低かったり、傷つきやすかったり、人間関係が上手くいかなかったり、私たちは誰もが悩みというものを持って生きています。
昔、現実世界で生きていることが辛いと悩んでいた時がありました。
その時期に海外の友人が話してくれた言葉でとても救われた経験があります。
その時、友人が言ってくれた言葉は次のようなものでした。
「人は一人一人違って当たり前。
一人一人に特性や個性があって、繊細な人もいればそうでない人もいる。
体感的な人もいれば聴覚的な人もいる。
日本と違い海外では個性豊かな子供たちを受けいれる教育機関が沢山あって、その子の個性を伸ばしながら心もケアしてくれるスクールがあるのよ。」

この言葉を聞いて胸がスッとしました。
悩んでいたのは10代の頃、学校教育になじめずにいた時でした。
人と同じでいることが大切で個性はあまりだしてはいけないのだと感じて学生生活を過ごしていたので物凄く息苦しさを感じていたのです。
人と同じようにできない自分は駄目な自分なのだと自分でレッテルを貼っていました。
しかし、友人の話を聞いて私は自分の特性と個性を知りたくなり自分を見つめるということを始めたのです。
自分の特性や個性に気が付き始めると、生きるのがとても楽になって行きました。
今までのように人と自分を比べて自己否定を重ねて行くのではなく、人と自分の違いを知ることで自分の特性・個性を知れる機会をもらっているのだと思うようになっていきました。
例えば、繊細であるならば心が傷つきやすかったり、人一倍人に気を使ってしまったりする傾向(特性)があります。
しかし、世の中には繊細でない人もいます。その人は傷つけようと思っていなくても、何気なく発した言葉が繊細な人を傷つけてしまっていることもあるんですよね。
相手から受けた言葉やリアクションで傷ついた自分がいたとしたら、自分は繊細なタイプなのだと観察していくと、それだけでも心が落ち着いて軽くなって行くようになっていきます。
あくまでも例で書きましたが、自分を知ることで自分を立て直し自分を守れるようになっていくのです。
人は誰もが素晴らしいダイヤモンドのような特性と個性を持って生まれてきています。
駄目な私なんていません。
自分の評価は下げず、私って素晴らしい存在なのだと時には水戸黄門の印籠を出すかの如く自分に言って行きましょう。
いつからだって自分の評価、自己肯定感は上げて行かれます♡