エゴの巧みさ

前回の記事で「自分の内側を見て行く癒しの旅」という記事を書きました。

その話の続きです。

自分の内側を見て行くと言うのは、つまり観察していくわけです。

このことを始めたのはイギリスに「心の仕組み」を学びに行った時でした。

それまで自分の外に向けていた意識を自分の内側に向けて行くのはすぐにできたわけではありませんでした。

思考のクセとして、いつも自分の外側を見ていたわけですからクセは習慣なのでパワーがあります。

内側に意識を向けても、気が付けば外側に意識が向いていくという繰り返し。

それでもコツコツ、コツコツ続けていたら自分の内側に意識を向けるクセが付いてきたわけです。

そう!コツコツ継続していると習慣化されていくのです。

今までやってないことは脳も身体も嫌がります。

いつもの思考、いつもの行動といった慣れたパターンで動いたほうが楽なので何かを始める時に続かないと思ってしまう一つの原因がこんな仕組みで自分の内側で起きていたりします。

そして、自分の内側を見て行って驚いたのがエゴの巧みさです。

エゴは静寂を嫌うので、エゴの声が頭の中で囁いて心の静寂さから離れるように揺さぶりをかけてくるのです。

言っておきますが、エゴは悪いものではありません。

ただ、私たちが心穏やかに真我として佇もうとするとエゴの存在が消えて行くのでエゴは存続するために動き出すのです。

自分の内側を見て行きながらエゴの巧みさを意識的に感じることが出来て、より自分の内側で何が起きているのか分かるようになってきました。

自分の内側を見て行くことと並行して行っていたのが感情の解放などのエネルギーヒーリング。

この両方を続けて行った先に待っていたのが「目覚め」でした。

「目覚め」の定義は人ぞれぞれだと思います。

私は一瞬で意識が180度変わって心が愛で満たされて見える景色が変わってしまったので「目覚め」という言葉を使っています。

「目覚め」てみて気づいたのは、

「目覚め」には段階があって「目覚め」体験は一回で終わりではないのです。

「目覚め」とは、「大きく意識と視点が変わる気づき」のことかもしれません。

私の場合、最初の「目覚め」体験で目から鱗が落ちて「この世のしくみ」に気が付いて大きな癒しを体験しました。

本当にとても深いところでの気づきだったのです。

その時に感じた揺るぎない幸福感は今も自分の中にあります。

「なんだ、ずっと幸せだったじゃない♪」という幸福感の気づき。

魂に大きな光が射し込んで魂が再び鼓動を始めるようなエネルギーを感じた瞬間でした。

これはあくまでも私の体験の話です。

一人一人体験は異なります。

それでもここで書くのは、自分の内側を見ながら自分を癒していく旅を続けていると大きな意識転換が起きて行くという例として私の体験を書いてみました。

その人なりの癒し体験があって、その前と後では意識が変わるという体験。

私も当時は自分に何が起きたのかと驚いて不安になりました。

イギリスで学んでいた時の先生に体験を話してみたり、本を読んで同じような意識の変容を体験した人の話を読みながら自分の内側に起きた出来事を照らし合わせていって癒しのパワーを実体験したと感じたのでした。

今まで本当に沢山の体験をしてきましたが、やはり要はエネルギーだと感じます。

全てはエネルギーでできている。

なので、このエネルギーをヒーリングして動かしていくことで波動周波数が変わって行き意識も変わって行くのだと思うのです。

変わって行くタイミングも人それぞれです。

自分のタイミングで動いていきます。

だから人と比べず自分に集中して自分のエネルギーを整えて行くことに意識を向けて行くのです。

こんな感じで実体験を重ねつつヒーラーとしての活動も重ねています。

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